フラックス観測鉄塔建設
2023年04月06日
科学研究費補助金(森林から河川へ流出する炭素量は吸収量に対してどの程度の割合なのか?)による二酸化炭素吸収量を観測するための鉄塔が建ちました。高さ27 mです。暖温帯常緑広葉樹林(照葉樹林)では国内唯一です。大学の施設環境部および契約関係の事務の方々に大変お世話になりました。以下,工事日誌です。
建設予定地(31°51’24.0″N 131°18’02.4″E)
2021/07/28
地耐力把握のためのボーリングによる地盤調査。1日で終了。
2022/11/10
鉄塔本体納品。たったこれだけです。
遣り方。
2022/11/14
穴掘り。ボーリング調査の通り。良好な地盤で壁が崩れることもなく掘れました。基岩は新第三紀宮崎層群砂質シルト岩でその上にアカホヤが乗ってます。
2022/11/16
アース設置と接地抵抗測定。あっさり8.8オーム。
2022/11/17
捨てコン。
2022/11/21
下部鉄筋組み。
2022/11/25
下部コンクリ打設。型枠は土壁でおさえてます。
2022/12/01
型枠外し。沈まなければ倒れそうにはないです。
2022/12/05
本体組み立て1日目。あいにくの雨の中。ラフタークレーンはKATOの13t。
2022/12/06
本体組み立て2日目。今日は晴天。
2023/02/02
市役所による完成検査。工作物としてあまりない案件らしく興味津々でした。