西日本短期大学 自然環境調査実習
3月9日~3月11日にかけて、西日本短期大学の緑地環境学科に自然環境調査実習で利用していただきました。
福岡から高速バスで宮交シティまで、きていただき、そこから宮崎大学のマイクロバスで演習林へ。
半日バスにゆられて、お疲れのご様子ですが、ようこそ田野演習林へ。
到着後、昼食をとって、さっそく実習開始です。
初日は宮崎大学の高木先生が樹木の同定方法についてです。
演習林内を歩き、枝をとりながら解説を聞き、宮崎の常緑広葉樹について学びました。
山を歩いて帰ってきたら、ちょうど夕食の時間です。
そして、夕食後は樹木の樹種を覚える時間です!みなさん一生懸命覚えていました。
この後テストをするそうです。初日からなかなかハードな実習です。
2日目の午前中は演習林にて植生調査です。
昨日覚えた樹種同定の力が発揮されるときです。
みなさん、かなり記憶しているようでした。ただ、葉が観察しにくい高木などは苦戦していました。
午後は油津商店街で商店街復興を行っている木藤さんのお話を油津まで聞きに行くようです。
マイクロバスで油津まで送迎いたしました。
そして、3日目の最終日は綾で照葉樹林の見学を行いました。
まずは綾の照葉樹林内に入って、毎木調査を行いました。
ここでアクシデントがありました。
直径が大きすぎて、用意した直径巻尺で計測不能な樹木がありました。
調査地は林齢がかなり高く、巨木が多く成育している場所でした。
次からはもっと長いものをご用意いたします。すみません!
その後、照葉大橋に行きました。つり橋からは照葉樹林の景観をみることができます。
本日は快晴でしたので、非常にきれいな景色をみることができました。
その後、酒泉の杜に行きました。
綾の照葉樹林から流れてくる水を使用して多くのお酒がつくられ、
綾の町を経済的にうるおしていることがわかっていただけたのではないでしょうか?
その後、演習林に一度戻り、帰り支度を整えてもらい、宮交シティのバスセンターまでマイクロバスで送迎しました。
そして、みなさん福岡に向けて高速バスでお帰りになられました。
みなさん2泊3日、お疲れ様でした。