教育・イベント

熊本県立大学・森林環境アセスメント実習

2018年09月14日

95日~7日にかけて熊本県立大学の実習が行われました。

一日目はヒノキ人工林内での毎木調査です。

学生たちは初めての毎木調査ということで、普段は見慣れない調査用具にとまどいながら、調査を行っていました。ただ、田野演習林の職員と熊本県立大学のTAや先生が調査を行っていく過程で、指導を受けていくうちにスムーズのこなせるようになっていきました。

調査後は調査して得たデータを施設のセミナー室でまとめて、今日の予定は終了です。

 

二日目は天気が崩れる予報がでており心配していましたが、晴れました。

まずは、林業体験です。内容は下刈りと間伐の体験です。

下刈りは造林鎌を用いて、行いました。晴れたのが裏目にでて、汗がとまりません。

みなさん、休みを挟みながら、一生懸命行ってくれました。

間伐は手鋸でヒノキを間伐しました。受け口をしっかりと作り、伐倒しました。

伐倒したヒノキは胸高直径と樹高の計測と50㎝間隔での直径の計測を行いました。

これで、午前中のメニューは終了です。

 

昼食後に樹木の同定に関する実習ですが、お昼からは天気がくずれ、雨が降ってきました。

仕方がないので、職員さんに枝を集めてもらい、屋根の下で実習をおこないました。

およそ30種の枝を集めて、各枝の樹種名と枝の特徴、名前の由来などを説明しました。

一部は学生さんが図鑑を用いて、自分で調べて同定してもらいました。その後、覚える時間をとり、同定試験を行いました。これで二日目は終了です。

 

3日目は施設の掃除と後片付けを行い、熊本に帰られました。

実習中は大きな事故もなく、無事に終えることができてよかったです。

みなさん、お疲れ様でした。

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