教育・イベント

森林緑地フィールド実習Ⅰ(後半)

2017年05月31日

526日に2回目の宮崎大学森林緑地環境科学科の森林緑地フィールド実習Ⅰが行われました。

 

森林緑地環境科学科は1学年約50人いますので、マイクロバスの関係で一度に50人が実習を受けることができないため、2回に分けて行われているとのこと。

 

実習内容は前回の記事の通りなのですが、紹介できなかった部分を紹介していこうと思います。

 

まずは、1回目の実習と同じように演習林到着後は津山先生の樹木の幹の構造についての講義からです。

 

この講義の中で樹木の幹の通水性のよさを体感する実験が行われていました。

アカメガシワの幹をちょうど良い長さに剪定ばさみで切り、幹の一端を注射器のついたホースに繋ぎ、もう一端を赤い色素液の入ったビンに差込み、色素液を吸い上げるといった実験です。

枝の中は空洞ではありませんが、樹木が水を吸い上げるための導管があり、ここを通って、色素液があがってきます。そのため、枝を通しても、色素液を吸い上げることができるというわけです。

 

続いて亀井先生による森林における菌類の役割についての講義です。

L層、F層、H層を観察しながら、リターが細かく分解されていく様子を観察しました。

 

まずはL層、まだはっきりと葉の形がわかります。

上のリターを少しどけてH層リターが細かくなっている。

写真だと少し見にくいかもしれません(汗)

 

さらにリターをどけていくと、リターの形がなくなっていきほぼ土に近い、H層がでてきました。

リターが細かくなり、土に変わっていく過程がわかりやすいです。

こういったリターの分解には菌類を含む微生物の働きが重要なのです。 

 

続いて、高木先生の講義ですが、前回と同じように、温暖化先取り実験の見学をし、

伐採地ででた枝条を用いたチップの製造を見学しました。

私の中での木材チップは、ガーデニングに使われるような木の薄片のイメージが強かったのですが、この枝条からつくられるチップはスギの葉がけっこう目立ち、さらに木片も薄片というより、細長い木屑という感じでした。製造過程や材料によって形状も異なるようです。

このチップはバイオマス発電用なので、見た目は関係ないようなので、問題なく売れるようです。

 

最後にモニタリングサイト1000の固定試験調査地に行き、終了です。

皆様、お疲れ様でした。

 

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