教育・イベント

ギンリョウソウと白い花

2017年05月15日

最近、演習林内でギンリョウソウ(銀竜草)を見かけるようになりました。

山に入る学生さんからも「ギンリョウソウがたくさんはえていました」と最近よく聞きます。

 

落葉リターで覆われた茶色の林床に白いギンリョウソウが生えているとかなり目立ちます。

 

ギンリョウソウは腐生植物であり、葉緑素をほとんど持たず、自分で光合成を行わないようです。そのため、菌類であるベニタケ属からの有機物に依存して生活しているようです。

演習林内の白色といえば、ギンリョウソウの他にも花が咲いていました。

下の写真は渓流沿いに生えていたカマツカです。緑ばかりの中に咲いていると目に付きますね。

こっちはコガクウツギです。アジサイの仲間で、白い花びらのようなもの(がく片)がついた装飾花と黄緑色の両性花があります。装飾花は実をつけず、虫を呼ぶためのものだとされています。

森林内における白い花は私たちにとっても目立つものですが、紫外線の見える虫には私たち以上に目につくもののようです。

花の色は虫を誘引するために重要な役割をになっています。

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