モニタリングサイト1000調査(地表徘徊性甲虫)
2017年06月28日
以前、このブログで環境省モニタリングサイト1000プロジェクトの森林コアサイトの調査について紹介しましたが、今回は同じプロジェクトの地表徘徊性甲虫の調査について紹介します。
地表徘徊性甲虫の調査にはピットホールトラップ法を使用しています。
ピットホールトラップ法は林床にポリプロピレンの容器を埋設し、そこに落ちた動物を採取する方法です。
モニタリングサイト1000の調査では72時間トラップを設置し、昆虫を採集します。トラップには昆虫以外にも土やリターが入ることがあるので、これらと昆虫を分別し、昆虫はモニタリングサイト1000ネットワークセンターに送ります。
全国から送られたサンプルはネットワークセンターで分類、集計されます。
このような調査を年に4回行っています。